３９歳で出産。日々のことを書いてます。

今日のあさイチ見た方どれくらいいるでしょうか？
あさイチで「卵子凍結」の話題やってましたね。
あまり自分の中でもまとまってないかもしれませんが、ちょろっと書いてみようかと思います。

あさイチを見ている感じでは、有働さん以外の方は「う〜ん。。卵子凍結。。。」という雰囲気だったように思いました。
もちろん、卵子凍結については色々な意見があると思うし、倫理上の問題とか言われると…まあ難しい問題ですよね。。

私個人の意見ですが…
私は独身の方でも若いうちから「卵子凍結」ができるようになったというのは画期的だなぁと思いました。
何故そのように思うか…それは、自分のことを少し書かねばならないかもしれませんが。
私が結婚したのは31歳のときでした。その当時はまだ残業バリバリで仕事してました。帰宅が終電過ぎなのもザラでした。もちろん子作りどころではなく…それでもまだその当時は「35歳までには！」と自分でタイミングをしてみるくらいで余裕こいてました。

そして34歳になって、「そろそろ本当に考えないと！」と思い、病院での妊活を始めました。そのときに子宮内膜症でチョコ持ちだと知りました。妊活は頑張りましたが、一度も着床することもなく時間だけが過ぎていきました。仕事も家庭と両立できないといけないと思い、なるべく残業がないとこに転職しました。

子供が欲しいなら、妊活に本腰を入れるために退職するという方法もあったのかもしれません。
しかし、今の御時世専業主婦でやっていけるご家庭ってどれくらいいるのでしょうか？
森三中の大島さんみたいに妊活のために休職できる職場なんてそうそうありません。

有働さんと柳澤さんが、「社会での働き方とも密接に関わる問題」と言われてましたが、私もそうだと思います。
大学や専門学校を出て、やっと少し仕事に慣れてきたと思ったら20代半ば。これから、必要とされてくる時期…仕事を一生懸命やってるうちにいつの間にか30代に突入。そこから少しずつ焦りが（苦笑）。いつが妊娠のタイミングなのかわからなくなるんですよね。
別にキャリアがどうこうの話ではないと思うんです。もし結婚できたとしても、そのとき仕事を辞めていたら無事に出産したとして、仕事を再開したいと思ってもブランクがある状態で本当に再就職できるかどうか。。
保育園に入れるにも、仕事が決まってない状態だとかなり厳しいと思います。

私は、結局33歳くらいから個人的に妊活を始めて、途中チョコの手術などもして、結局授かったのは38歳も後半。（ずっと結果が出なかったのに、タイミングで授かりました汗）
不妊病院にも通院してましたが、人工授精も結果が出ず、体外受精を決める一歩手前でした。
ちなみに仕事は会社都合で辞めることになり、今は専業主婦状態です。そして、今現在も出産後に再就職先が見つかるか不安です。。

ちょっと長くなりましたが「卵子凍結」の話に戻ります。
正直、結婚したとして、子供が欲しいと思ってもなかなか授からない夫婦ってたくさんいると思います。
私たちみたいに4〜5年、それ以上頑張ってるけど授からないこともあると思います。
年齢が高くなるにつれ、卵子が老化していくのも事実です。
私は、ここ最近卵子凍結ができるようになったと聞いて、羨ましいと思いました。
それなら20代の頃に自分も卵子凍結をしたかったと思いました。
それは、自分が色々経験したから思うことなんだとも思ってます。
そして、「卵子凍結はちょっとね。。」と思う若い女性も、その立場にならないとわからないことだと思います。

「卵子凍結」への意見は肯定的な意見や反対意見も様々かもしれませんが、自分も不妊で悩んで涙した立場なので、頭から反対と言われると辛いです。体外受精や卵子凍結がダメなら人工授精はいいのか？ピルで生理周期を調整するのはどうなんだ？と思います。何を基準に線を引くのかなんて、決められない気がします。

ただひとつ言えることは、体外受精や卵子凍結をする女性は、生半可な気持ちでやってません。
身体へのリスクや子供への影響や金額のこと、悩んだ末に、覚悟をもって臨むのだと思います。
そういう覚悟は尊重したいです。

ん〜、なんだかうまくまとめきれませんが、「卵子凍結」については今後もたくさんの意見が交わされると思うので見守っていきたいと思います。（まとまらないっすね。。）